【笑顔】認知症でも最後まで認識可能

認知症の人にも、感情は伝わるのかな?

この記事は、認知症の人への対応で悩んでいる人向けです。
認知症の人への対応は【いつも笑顔で】

認知症でも、笑顔は最後まで認識できる

認知症の人でも、相手の感情は読み取れます。特に笑顔は最後まで認識できるといいます。

 

たとえ認知症の本人が無表情だったり不満そうな顔をしていたとしても、介護する人が笑顔でいると、なぜか拒否なく介護がスムーズに行える時があります。そういう経験、ありませんか?

笑顔は人の心を動かす

誰かに笑顔を向けると、たいがいは笑顔が返ってきますよね。
人は赤ちゃんの時からそう反応するよう備わっているからです。

 

笑顔を向けられたということは、自分に対して好意的なんだと理解するので、警戒心が薄れます。

 

逆に、硬い表情で何かを要求されても、受け入れられないですよね。誰でもそうではないでしょうか?

 

笑顔で接することで、相手の心を好い方向に動かすことができます。
認知症が進んで無表情になった人でも、最後まで笑顔は認識できるといいます。笑顔で接すれば気持ち良さは伝わるので、たとえ相手の反応が薄くても、笑顔を忘れないで介護することはけっこう大事。

 

「ストレス溜まってて、笑顔なんてしてられん!」

 

そういう介護側の気持ち、よくわかります。私もしょっちゅう、そうなります。
でも、そこをあえて笑顔にしてみると、相手も笑顔になってくれること、多いんですよね。

 

うちの父に対しても、よくこの手を使います。
心の中は(怒)でも、笑顔で話しかけると笑顔で「うん、わかった」と応えてくれます。

 

作り笑顔でいいんです。嘘でもいいから、できれば笑ってみてください。介護しやすくなるはずです。

 

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笑顔は安心感を与える

大変な状況の時、緊張が走る瞬間でも、笑顔の人が身近にいると無条件に安心しませんか?

 

例えば地震が起きた時、隣の人がニコやかな顔だったらホッとすると思います。

「あ、大丈夫なんだな」と思って。

 

笑顔ほど、安心感を得られるものは無いんじゃないでしょうか。

 

安心して、精神状態が穏やかになれば、認知症の暴言・暴力・拒否は軽減します。
すぐには無理だとしても、「あぁ、この人は自分に対していつも笑顔でいてくれる」と分かれば、徐々に心を開いてくれるでしょうね。

 

認知症の人には、なんでも否定しないこと

認知症の人には否定しないことが大原則です。

 

どんなに理不尽なことを言ってきても、「そうだね、そうかもね」と聞き入れておくことです。
否定すると逆上してムキになり、最悪暴れます。パニックになることは避けたい。お互いのために。

 

それと、否定しないことは大事ですが、「そうではないよ」と分かってもらうことも必要な時があります。

 

例えば、「〇〇さんが、私のお金を盗んだ」と思い込んでいる認知症のAさんに、

そうかもしれないね、困ったね。

と、言いつつ、

〇〇さんは、すごく良い人だよ。

と、伝えます。

 

Aさんが「〇〇さんが私のお金を盗んだ」という度に、何度も、何度も、何度も、「〇〇さんは良い人だよ」と伝えます。

 

そうしていくうちに、Aさんの頭の中には「〇〇さんは良い人」という言葉が浸透して、

「〇〇さん=泥棒」→「〇〇さん=良い人」

というふうに上書きされます。
つまり、洗脳してしまいます。

 

洗脳というとイメージ悪いかもしれませんが、思い込みを訂正させるには有効です。

まとめ

介護していると、つい笑顔を忘れてしまいがちです。
辛い、大変な時に、笑顔でいることはとても難しい。介護し続けていると、とてもじゃないけど笑ってなんかいられない状況になります。どっちかというと、泣きたいくらいですよね。

 

そこをあえて、嘘の笑顔でもいいから(^^)としてみてください。
不思議なことに、相手の気持ちも自分の気持ちも変わってきますので、是非!