
介護の何が辛いって、
それは、終わりが見えないこと。
そんな時は、
「一日一生」と心得よ。
「今日だけ頑張れば良い!!」と考えよう
〈目次〉
介護は、必ず終わる日が来る
苦しみは「いつか終わる」と分かっていても、その終わりが見えないことが一番つらいんじゃないか、と思います。
また、介護の場合は『終わる=介護する人の死』と考えてしまいがちで、終わりを望むのはいけないこと、って思っちゃいますよね。けど、いつか必ず終わりは来るし、正直、早く終わりが来て欲しいと思う時、ありませんか? でも、それは”早く死んでほしい”というのではなくて、ただ単純に、介護生活を終わりにしたい、という意味ですよね。
そして、終わりが『死』ではないとしても『別れ』であることは確実でして、介護してた人が施設へ入った、とか、ほかの家族に任せることになって離れた、とか、事情はいろいろあるでしょう。
「介護はいつか絶対に終わる」それはそうでしょうけど、じゃあ、一体いつなのか。介護は、先の見えない長いトンネルの中をさまよう辛さがあります。

一日一生(いちにちいっしょう)の心得
今日の自分は、今日でおしまい。
今日だけ、がんばれば良い。
これは、酒井雄哉さん(2度の回峰行を達成した天台宗の僧侶)のお言葉。
「一日一生」は本のタイトルです。20万部突破のベストセラー。
本の内容を一部ご紹介
●一日が一生、と思って生きる
●身の丈に合ったことを毎日くるくる繰り返す
●仏さんは、人生を見通している
●人生は「いま」この瞬間にしかないから
●今日を大事にしなかったら、明日はない
●長い道のりも、一歩一歩の積み重ね
●行いが結果になって表れる
●人は恵み恵まれ、徳は巡り巡っていく
●ありのままの自分としかっと向き合い続ける
●「一日」を中心に生きる
●人は毎日、新しい気持ちで出会える
「一日を一生のように大切に生きよ。明日はまた新しい人生」
要は、先のことは考えず、『今日だけ頑張ればよい』ということ。
そうしているうちに、光が見えてくるという。
まとめ
私も、「今日だけ頑張る」という言葉に何度も救われています。
先のことを考えた時、不安なことばかりが頭に浮かび、あまりにも暗い将来に落胆した自分を「とりあえず、今日だけ頑張ってみよう」と励ましながら、なんとかやってきました。
黙々と、その日やるべきことをこなしてる今に集中して過ごす。すると、いつの間にか夕方になっていて、晩ご飯を食べてお風呂に入ると、もう夜になっている。あとは布団に入って目を閉じればよい。
そしてまた、次の一日が始まって、また「今日だけ頑張る」
これの繰り返しで、一週間、一か月、半年と時は経ち、その頃には状況も変わっていることでしょう。
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