【認知症】アルツハイマーと思い込んでいませんか?

数年前、認知症と診断された父。

アルツハイマー型だと思っていたら、

なんと!レビー小体型だった!!

この記事は、認知症と診断された家族がいる人向けです。
意外と盲点!アルツハイマーじゃない、レビー小体型認知症

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レビー小体型認知症とは

レビー小体型認知症とは、認知症の種類のひとつであり、割合としてはおよそ20%だそうです。

脳の広い範囲にレビー小体という異常な蛋白がたまり、脳の神経細胞が徐々に減っていきます。主に65歳以上の高齢者に多くみられ、アルツハイマー型認知症は女性、レビー小体型認知症は男性に多い傾向があるといわれています。

CT検査で脳の萎縮度を見ると、アルツハイマーより萎縮が進んでいないことが特徴で、一般的な老化と変わらない程度です。そのため、認知症とは診断されず、その他の症状からパーキンソン病と診断されることがあります。

レビー小体型認知症の症状

レビー小体型認知症には、代表的な症状が5つあります。

1.認知機能の低下

認知症なので、レビー小体型でも認知機能低下がみられます。

・記憶障害(物忘れ)
・失語(言葉は理解できるが話せない)
・失行(日常生活ができなくなる)
・失認(物を認識できない)
・遂行機能障害(順序だてたことができない)

などです。

2.幻視が見える

幻視とは、実際には見えるはずのないものが見えることです。
特にレビー小体型認知症では、非常に現実的な幻視を見るといいます。ヘビなどの小動物よりも、リアルな人物が登場し、あたかも今そこに居るかのように見えるようです。

「そこの椅子に誰かが座ってる」
「子供が遊びに来てる」
「玄関から誰か知らない人が覗いている」

そういうことを真顔で言います。言われた方は怖いですけど…(-_-;)

3.パーキンソン症状がみられる

パーキンソン病と同じような症状がみられます。

パーキンソン病の症状とは、歩行困難(特に最初の一歩が非常に出ずらくなります)、手の震え、嚥下困難、動作が鈍くなるなど、身体の動きに障害が現れます。

4.レム睡眠行動異常症

睡眠中に突然、大きな声での寝言を言ったり、奇声を上げたりします。時には、怒る、怖がる、暴れるなどがみられます。

5.症状と気分にむらがある

日によって、とても正常な時があります。かと思えば、また悪くなり、それを激しく繰り返します。

気分もコロコロ変わりやすく、さっきまで怒っていたのに、急に穏やかな笑顔になったりします。まるで不思議ちゃんになったかのようです。

よく似た症状で「認知症を伴うパーキンソン病」がある

レビー小体型認知症と酷似したもので、「認知症をともなうパーキンソン病」というのがあります。

この病気は、パーキンソン病の発症が先で12か月以後に認知症が発症したものをいいます。
どちらが先かで病名が違ってきて、区別するのは困難ですが、発症時から幻覚・妄想など精神症状がみられる場合はレビー小体型認知症と判断されます。

うちの父が、最近になってレビー小体型認知症と判明!

うちの父の場合です。88才、要介護4。

7年ほど前、足や手の動きが悪くなり、震えも出始めたので病院で精密検査をした結果、パーキンソン病と診断されました。それ以来、神経内科でドーパミン補充薬を処方されてきました。

それと同じころから、物忘れが酷くなりましたが、いつもではなかったので、年相応の忘れ物と思って放置していました。

そのうちパーキンソンンも認知の方も徐々に悪化し、一昨年の夏、昼寝から目覚めた父に異変がありました。目の前にいる母を全く認識できず、「オレの奥さん、どこ行った?」「奥さんがいない」と言い出しました。その様子に怖くなって、すぐに病院へ行きましたが、異常なしと診断され、帰宅しました。

去年からは、夜中に突然目覚めて、大きな声ではっきりとした寝言を言うようことが度々おこりました。物忘れもひどくなり、1分前に言ったことも忘れ、何度も何度も同じことを聞いてきます。かと思えば、先週の出来事を詳細まで覚えていたりして、記憶にもむらが現れました。

色んな拒否が強くなった一方で、びっくりするほど素直に応じたり、気分に変動があり、扱いにくい老人になりました。

そして今年の初め、他の病院のパーキンソン病に大変詳しい医師に診てもらう機会がありました。
そしたら、なんと!レビー小体型認知症と診断されたのです。

全く想像すらしなかった先生の言葉に、家族みんなが驚きました。
ずっと今までアルツハイマーだと思い疑いもしなかったので、衝撃でした。

でも、

よくよく考えてみると、レビー小体型認知症の症状と父の症状は同じで、すぐに納得できました。というか、今までどうして誰も(どの先生も)それを指摘してくれなかったのかという不信感すら芽生えました。こんなに症状が酷似しているというのに!

また、父はパーキンソン病になる3年前に腰の大施術をしたのですが、そのとき「術後のせん妄」に襲われ、見えないはずのものが見えて暴れて大変でした。その後、2回入院することがありましたが、その度に幻視に悩まされました。今思えば、その頃からレビー小体型認知症の気があったのかもしれませんね。

まとめ

というわけです。こんなこともあるんですね。セカンドオピニオンって大事だと初めて実感しました。

あなたの大切な人は、大丈夫でしょうか?

 

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